杉浦 美知
ヴァイオリン| 特別講師
東京音楽大学 講師
米国ワシントンD.C.生まれ。著名な教育者であるイヴァン・ガラミアン教授に招かれ、十六歳でカーティス音楽院(米国)入学。在学中、イタリアのキジアーナ音楽院マスタークラスに参加、名誉ディプロマ賞を受賞。カーティス音楽院卒業後、インディアナ大学大学院において更に研鑚を積む。幼少よりアメリカ国内各地のコンクールに優勝し、フィラデルフィア管弦楽団、ナショナル交響楽団等のオーケストラと協演。バール・セノフスキー、イヴァン・ガラミアン、アーノルド・スタインハート(グァルネリ弦楽四重奏団)、 フランコ・グッリ、ミリアム・フリード、二宮夕美、江藤俊哉の各氏に師事。
メニューイン(英)、モントリオール(カナダ)、エリザベート王妃(ベルギー)、カール・フレッシュ(英)、日本国際コンクール等の国際コンクールで受賞。ブリュッセル放 送交響楽団(ベルギー)、ヤナーチェク室内合奏団(チェコ)、群馬交響楽団等、数々のオーケストラと協演。また、ワシントン、シカゴほかアメリカ各地、ブリュッセル、東京および日本各地でリサイタル。NHK、RTB(ブリュッセル)、WMFT(シカゴ)放送局等のリサイタル番組にも出演。米国ではピアノ・トリオを結成、米国芸術振興基金補助金により、地方の音楽普及活動や教育プログラムに取り組む。
ミリアム・フリード教授のレッスン代講のためインディアナ大学より客員准教授として若き時期に招聘される。日本では、「特別招聘演奏家」として公開レッスンと演奏を東京音楽大学で行う。ジョージア(旧グルジア)文化省助成の音楽祭に招かれ、管弦楽団との協演や公開レッスンをジョージアで行う。東京音楽大学で後進の指導に当たる。全日本学生音楽コンクール等の審査員も務める。